CORRATEC

研究、開発、設計そして生産の大部分は、ドイツ南アルプスの麓にある本社で行っています。周辺に豊富にあるトレイルやロードの山道で、開発された製品を市場に送りだす前に徹底的にテストしています。

小さなバイクショップが世界へ

小さなバイクショップからインターナショナルへ著名なスキーレーサーだったコンラッド・イルバッハー・シニアは1970年に南ドイツのローゼンハイムに小さなスポーツショップ IKO を設立しました。そして1982年、息子のコンラッドはバイクビジネスに乗り出し、独創的な技術を持った企業へと成長させていくのです。このコンラッド青年のリーダーシップのもとでノウハウを積み重ね、遂に 1990年 corratecブランドが誕生しました。ブランド名の由来はコンラッドのイタリア名「Corrado」にちなんで「corratec」と名付けられました。corratecが初めて脚光を浴びたのは、セミスリックタイヤの「DIAMANT SLICK」です。このタイヤは自転車業界を二分しました。例えば、あるアメリカの雑誌は"ドイツ人が無用なタイヤを作った。"と書きました。しかし6ヶ月後、このタイヤは、いくつかのWorld Cup Raceで勝利をおさめ、12ヶ月後には、類似した商品が出始め、2年後には、すべてのタイヤメーカーがラインアップしていったのです。

独創的なアイデアとデザイン

ユニークで斬新な弓型のフレームの「Super Bow」は、corratecを代表する一台です。ねじれ剛性に優れパワーロスすることなく走ることができるように設計されており、機敏なハンドリング性能と低重心で安定感があります。高い技術に裏付けられれ、また既製概念にとらわれないその独創的なデザインはcorratecの思想に基づく象徴的なバイクです。 1993年 corratecのマウンテンバイク Bow はデザイン賞を受賞しました。 1996年 Bowデザインをベースとした 初のDISCブレーキ搭載レーシングバイクの開発にも成功しました。

匠によるハンドメイドフレーム 『MAURO SANNINO』

corratecのヒストリーを語る上で、外せないものにMAURO SANNINOによるハンドメイド バイクがあります。MAURO SANNINOは、世界的に有名なイタリア人ビルダーであり、現在では corratec HANDEMADE CUSTOM CARBON FRAMEだけを作っています。もともとバイクフレームはそれぞれの使用の目的を取り入れた正確なフィッティングが製造の第一優先と考えており、ロードからMTBまで乗り方によって、さまざまなタイプのフレームを用意することができます。また、お客様のサイズや要望に基づいてフレーム形状をホリゾンタルタイプ、スローピングタイプを選択すること、レース用、ロングライド用を選択することができます。MAURO SANININO の匠の情熱と技術が詰め込まれた究極の一台をお届けします。 corratecと名匠Mauro Sanninoとの関係は、Sanninoがイタリアで工房を構えてフレームビルドしていた頃からSA1983年 IKO スポーツショップがSanninoモデルの販売を開始していた1983年からですから、かれこれ30数年来となります。2005年にはSanninoはイタリアの工房を引き払い、IKO社内に工房を構えcorratec Handomade Custom Carbon Frame のみ製造しています。

ドイツ気質と日本流の融合

グローブライドが輸入代理店となってから、 カーボンモデルからエントリーロードモデルである「DOLOMITI」に至るまで、多くのモデルは日本国内で完成車に組み付けされています。ジャパン・アッセンブルモデルです。これは corratecによってデザイン、製造されたフレームセットに、信頼性の高いSHIMANOパーツを日本国内でアッセンブル(組み付け)するという 実にコストのかかるシステムではありますが、ドイツの質実剛健な気質に、日本流のきめ細やかさを加味できるものと信じています。  また フレームカラー、デザインにおいても corratec の デザイナーと度重なるやりとりの末、デザインを決定しています。2016年 「 DOLOMITI SL 」は日本オリジナルカラーを計7カラー ラインナップしています。 きっと お好みのカラーを見つけることができるでしょう。

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