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RC901・RC902を履いてきた私が新型RC903を履いてみた感想!
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- 【名古屋ウェア館】尾林 佳史 22年09月23日
現在、自宅のスマートトレーナでRC901を履き、通勤やサイクリングといった実走ではRC902を履いている、名古屋ウェア館の尾林です。
今回は、そんな私が入荷してきたばかりのRC903を履いてみた感想やそのシューズの魅力をお伝えしていきたいと思います!
RC901とRC902のいいとこ取りをして、さらに進化させた極上のシューズ
最新作でもワイズロード特価の10%OFF
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SHIMANO
SH-RC903
定価¥54,450(税込)
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ワイズロード価格
¥49,005(税込)
大注目の最新トップモデルにも関わらず、ワイズロードでは10%OFFさせて頂いてますので、最近の物価高の影響で定価が5万円台に突入しておりますが、5,445円引きの税込でもギリ4万円台となっております!気になってた方にはとても嬉しいお話ではないでしょうか?
今までとの違い
第一印象
私は今までに、2代目のRC901(ダイヤルは色を交換してます)。
3代目のRC902を履いてきており、そのどちらのシューズでもヒルクライムやクリテリウムといったレース強度のライドや、ブルベといった超がつくロングライドもこなしてきておりますので、そちらを踏まえた第一印象を述べさせていただくと・・・
すっごく良い!!
本当に、今までの良いところだけを集めたうえでさらに最近の流行りに乗っかったって感じで、履くと物欲を刺激されて欲しくてたまらなくなってきますよ♪確実に、今までのシューズの中で最高だと言い切れるぐらい良くなっているんですよ!!
つま先のフィット力は歴代最高
今までとの違いで、特に印象が強くて感動したのがつま先側のフィット感!
第一世代から続いていたつま先を強く締めこむためのパワーゾーンシューレースガイドが付いた樹脂パーツを廃止して、ロープロファイルレースガイドという新たな機構を採用したことで強く締めつけた時でも嫌な異物感が出にくく、隙間なく足と一体化してくれる気持ちよさがあります。さらに樹脂パーツが無くなったことによる軽量化とスタイリッシュさがあるので、個人的にこの変更は大歓迎です!!
ちなみに、以前の機構だとつま先の締め付けの強さを調節できていたのが新作ですとできない分ホールド感が弱くなるのでは?と、心配される方もおられるかもしれませんが、元々つま先を強く締める必要があったのは足先に隙間がある場合にそれを埋めるためなので、ロープロファイルの名のごとくつま先の高さが低いのと2重の輪っかでより密着感を増してフィットさせれるので、試し履きしていただくとよく分かると思いますが、以前よりもさらに良くなっていると実感いたしました!
さらに、最近のシューズはニットやメッシュといった柔らかさがあって足馴染みの良いものが増えてますが、SHIMANOも流行りに乗っかって今までの中で一番しなやかで柔らかさを持った薄く軽量性に優れるマイクロファイバーレザーをメインのアッパー素材に使用しておりまして、これがまたよく足に馴染むんですよ!!
私は、RC901はノーマルでRC902はワイドサイズを着用してましたが、今回はこのしなやかさもあってノーマルサイズでも窮屈感もなく、ピッタリと履くことが出来ましたので、そのワイドサイズともなれば大抵の甲高幅広足にも対応できちゃうんじゃないでしょうか?この仕様変更は先ほどのロープロファイルレースガイドと合わせて高次元のフィッティングへと進化してます!
アッパーのしなやかさにも影響しているかもですが、通気性を高めるパンチングも歴代最多かもしれないぐらいしっかりと空いておりますので、長時間や高強度での使用時の快適性も期待できそうですね♪
踵のホールドを見直した
RC901では鮫肌仕様で一部の使用者の中では耐久性を指摘されており、 RC902ではグリップを追加していることでそのグリップが合わなくて痛くなる方もいたらしく(私はそのどちらも全く気になってませんが)、今回は低反発素材のようなクッションを厚めに配置することで、アキレス腱を深く包み込むようにフィットさせるのでホールド感を高めつつも耐久性もアップしていそうです。その厚みが履いてすぐだと気になりましたが、一分も経たないうちに慣れて気にならなくなりましたし、踵の脱げ感も全然感じませんでしたので万人受けする感じになっているのだと思われます。
はっきりと答えが出せないのは、ペダリング時の影響が高い部分なので試し履きだけだと断定しにくいからです。個人的には、RC901より良く、RC902と同じぐらいのホールド力だと思いました。
前作から継承されているところ
ヒールカップ
ぱっと見のデザインこそ変更されてますが、
力強いペダリングを支えるヒールカップの機能自体に変更点はありませんので、私たちでは想像もつかない様な脚力を持った海外のトッププロ選手たちを来年もばっちり支え続けてくれるであろう安心感があります。
このヒールカップ自体はRC901からRC902に変わった時にとても印象強く性能アップしたと思ったところなので、継続されてて良かったです。
360°サラウンドラップアッパー
こちらもRC902から継承されたアッパー構造で、効果としてはダイヤルで締めた際に全体が締まってくるので足とシューズの隙間を埋めて一体感を高めてくれます。
シームレスミッドソール構造
軽量化とスタックハイトを低減させるのに効果的なシマノ独自のシームレスミッドソール構造も継承されており、ソールの剛性指数も12とブランド最高値!ちなみに、ぱっと見はペダルエリアだけがカーボンの様に見えますが・・・
踵までしっかりとしたフルカーボンソールなので踏み心地自体は硬めになります。私はその硬さが反応性の高さに繋がって、ヒルクライムでの推進力に起因してくれてると思っているので、ロングライダーでもありクライマーでもある私はこの剛性のシューズを履き続けていたりします。
消耗しやすいヒールは交換式
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ヒールもRC902と共通のパッドを採用してますので、消耗しやすい部分だけに交換出来て長く愛用できるのはありがたいですね♪
最後に
2022年9月23日時点でですが、36サイズ(22.4cm)~45サイズ(28.5cm)まで当店ならばそろっておりますので、気になった方は是非!ワイズロード名古屋ウェア館へご来店下さいませ!履くと実感できる良さのあるシューズに仕上がってますので、ご来店おまちしております♪