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【レースレポ】富士チャレンジ200を走ってきたから完走のコツとか?【雨で滑るよ】
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- 【船橋店】村松 太陽 16年09月24日
お茶の水店永尾店長や環八店福岡さんが参加していた「富士チャレンジ200」に私も参加してきました。クラスはソロ200km!
富士チャレは5回目、ソロ200kmは4回目の参加。
家を出るころからぽつぽつ降りはじめ現地に向かうほど雨脚が強くなる。
富士スピードウェイについても雨が降り続け時折土砂降りに、正直DNSを考えた。
現地到着で仮眠とって飯食ってまた仮眠とってスタート1時間前くらいに雨が土砂降りでなかったので気持ち切り替えて走るかと準備。とりあえず100kmは走ろうと弱気に考える。
今回の装備は、
バイク:SCOTT FOIL(1世代前、コンポDi2)
ホイール:MAVI KSYRIUM SL (雨と風が強いかもでディープは敬遠)
タイヤ:MAVIC YKSION PRO GRIPLINK(前後とも)
後はボトル2本に補給食を約1500カロリー分程、後から考えるとドリンクからとれるカロリー足しても足りてない。試しで持ってた固形が結局走行中は摂取できなかったので余計に。
練習量とか睡眠時間とか全然だったので順位もタイムもあきらめて完走出来れば御の字としてゆっくり並べばいいかと思ったけど、思ったより皆雨で出足が遅く先頭50人くらいの位置に並べたがオープニングセレモニーで15分程待つ。雨とか猛暑とかの時は何とかして欲しいと思うがいろいろ協力あってのイベント開催なので仕方がないとも思う。
待機しながらパワーバーのPowerGelShotsをもぐもぐ。今回はいろいろあきらめているので補給の仕方の練習も考えて足が攣らないように補給食と水分をこまめにとるようにする予定。
定時にスタート、ローリングスタートなので1周はゆっくり進む。体力温存で試走なしだったのでブレーキングの効き具合などを確認。本来前輪のグリップ用のMAVICのタイヤGRIPLINKを後輪にも履かせてグリップ力を稼いでいる。普段からこの仕様で急な雨でも大丈夫。実業団レースもこのホイール・タイヤで参戦。
2周目から本格スタート。愛三工業レーシングチームやリオモベルマーレレーシングチームがペースメイクしていく先頭集団、わかっていたことだが上りでのペースが200km走るにはつらい、100kmを考えても脚が売り切れそうだったので4周目の上りで離脱という名の千切れ。
その後は千切れ組やチーム組の列車や集団に乗ったり、しばらく単独走したりで走行。走れてない割にはある程度ペース保って走り続けれていて、早めに先頭集団千切れてよかったと思いました。また序盤に無理しなかったのでスロースターターの私のエンジンが徐々にかかりはじめたのもしっかり走れた要因かと。無理しすぎるとエンジンが快調に行く前に脚が終わるという状態になるので。
雨が強くなったり弱くなったり、霧が出てきたり少し晴れ間が見えそうだったり、基本雨ながらコロコロ天候が変わる。また落車も多く特に第一コーナーは事前注意がしっかりあった物のすってんころりんしてる人が多いこと。イベント出る方は事前に雨の日に練習しておきましょう。ホイールの挙動やタイヤのグリップ感など大事です。あとホームストレートでも落車何回かあったようだが無理な走りは危ないので思い切って切れてしまいましょう。上りでいっぱいになってホームストレートでペースアップに無理に追走していると追いついた後に集団がややペース落ちたり集中が切れたりして追突します。
周りで結構落車あった物のすぐ近くではなく自分自身もタイヤがしっかりグリップしてくれたので問題なく走り続け2時間半あたりから100km組がどんどんゴールしていく。4時間もたつとほとんど200km組で丁度後ろから来た5時間半目安のサポートライダーが引く集団がきたので乗っかる。富士スピードウェイの完走とか効率よくはしるコツは登りゆっくり平坦・下りをがっつりです。上りで頑張りすぎると他でペースが上がらず平均速度は下がります。サポートライダーがいる集団はそれがしっかり守られていて登りがダメな私にはペースで走れてよかったです。それでも上りがきついのですが、それはデブなせいでしょう。
そこからひたすらその集団で走り、落車しないように気を付けて走る。だが問題発生、サイコンの電池切れ!140km過ぎでの出来事で残り距離が分からなくなり一瞬気持ちが切れそうでした。しかし思い直して最後にみた距離から大体の残り周回を考えさらに間違えで周回足りずにゴール避けたかったので少し多めに周回数を設定。走りにいっぱいになると周回数が分からなくなるので、むしろ集中しなおしてカウントダウンしながら走る。
5時間半集団がゴールする周回の上りでペースが上がったが無理せず千切れる。順位とか気にしていなかったうえ思ったよりは早いタイムで完走できそうだったので少しペース落ちたながら走り、途中で来た7時間目安の集団で走り、周回数をこなしたが念には念を入れあと1周多く走る。
ゴールして速報見たところで完走していたので一安心。そして思ったよりタイム順位がよくびっくり。残り周回把握してたら少し上がったかなとも思うがその準備不足も含めての結果でしょう。
順位45位/245人出走(完走152人未出走116人) タイム 5:40:26.355 TOP差 0:47:48.630 Av. 35.20km/h
参加された方雨の中お疲れ様でした。運営された方もありがとうございました。
反省点はいつもと変わらずなので省略。
補給に関しては及第点。脚が攣りそうで攣らなかったので。絶対的な補給量は後倍くらい必要かと、ペースを落とした結果走りきるという意味でぎりぎり足りたが力を出し切るという意味では足りてない。
完走のコツ?(本文記述をすこしまとめ)
○落車しない:当たり前当たり前にこなすのが大事です。落車すればそこで距離は止まるし、その後のペースも戻せないかもしれない。今回は雨なので雨でもどれだけ走れるかホイールの挙動・タイヤのグリップの事前確認。晴れたとしても第一コーナーは逆バンクで吹っ飛びやすくドライで速度も乗るのでケガ的には余計危ない。慣れないことはしない、本番でやるなら慣れるまで練習する。スキル的なことは普段できなければ本番も出来ません。
○ペース配分:ヒルクライムなどでもよく言われますがオーバーペースで入ると後で泣きを見ます。200kmを見据えてどのくらいで走るか、どの集団に乗っかるのか等。なるべく単独走は避ける、少し遅くても集団の方が結果的には早くなることが多い。サポートライダーが多くいたのでその集団をうまく利用すること。
○登り頑張らない:ペース配分と被るが、富士スピードウェイというコースが平坦路の長いホームストレートと下り基調の前半部分にたいして後半に一気に登るという形なので平坦と下りでペース維持した方がタイムを稼げる。ならば上りで無理せず脚を削らないようにして平坦と下り基調を頑張った方がよい。
*ホイール:金銭的な部分が入ってしまうが、コース的には圧倒的にディープリムの方が有利。上記の通り3分の2が空力が生きる区間なので。今回リムハイトの低いキシリウムSL(それでもエアロスポークのモデル)でいった結果下りは体重分速いがそれでも伸びがなく、ホームストレートは列車に乗ってても脚を休めることが出来なかった。
今年も参加する「ツールドおきなわ」へとりあえず最低限の状態には何とかなってることが確認できたので後はさぼらずどこまで伸ばせるか。
サーキットレースと違い列車は回ってこないし、足切関門はあるしで富士チャレンジ200でアベレージ速度が出ていてもあてにはならない。おきなわの完走アベレージが33km弱だが、おそらく富士チャレでアベレージ30半ば以上を出してないと完走が難しいと思う。今回の富士チャレは雨で全体のペースが遅かったのもあるがおきなわは登りが長くてその上りが遅いわたしにとっては現状厳しい状況。
次のイベントは「第13回もてぎ7時間エンデューロ 2016」のソロ4時間。おきなわ前の最終調整レース。今回の長距離耐性に対して高強度の耐性確認で出来るだけ先頭集団に残る練習。