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【スタッフインプレ】グラベルバイクにロードタイヤとホイールってどうよ!?
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- 【川崎店】奥平 総帆 24年11月24日
ここ数年でグラベルロードや、シクロクロスバイクを買われた方へ。タイヤやホイールを変えて楽しみの幅を広げてみませんか?
ロードバイクでの悪路走行は基本できませんが、グラベルロードはそれ専用ですので当然できます。
ではグラベルバイクにロード用タイヤを履かせてみてロードバイク並みに走ることができたら一台でマルチに使えるということになりますよね!?
今回は車体の試乗ではなく、グラベル系のバイクにロード用のホイールや、最近流行の少し太めのロードタイヤを履かせてみたインプレッションになります。
結論から
「レースに出ないのであればロードレーシングバイクはいらない」
高速巡行も全く問題ありません。違和感の無さに驚きました。
やってみた組み合わせ
シクロクロス+28Cチューブレスタイヤ+カーボンレーシングホイール
車体:FUJI 2016 CROSS1.3
奥平の私物バイクです。お遊びでシクロクロスに少しだけ参戦しています。
ホイール:DT SWISS ERC 1100 DICUT DB 47
DTの誇る空力性能、軽量性能、走破性能を十分に取り入れたエンデュランスホイールの最高峰
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タイヤ:MAXXIS HIGH ROAD TLR 700X28C
グリップ性能と底抵抗、そして耐パンク性能を併せ持ったチューブレスタイヤ
[ysid 4717784039862]
グラベルロード+30Cチューブレスタイヤ+オールロードホイール
車体:ORBEA グラベルロード TERRA
標準タイヤ38C、最大タイヤ幅45Cのカラーオーダーもできちゃうカーボングラベルロード。
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ホイール:FULCRUM SHARQ
空力性能が高くさらにグラベルライドにも十分対応するリム内幅25mm、推奨タイヤ幅30~42mmの最近の幅広タイヤに対応した最新ホイールです。
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タイヤ:PIRELLI P ZERO RACE TLR SPEEDCORE 700X30C
タイヤに求められる転がり抵抗、グリップ性能、耐パンク性能、耐久性を高次元で両立させたレーシングタイヤです。
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シクロクロスバイクとグラベルバイクで感じた違い
なんとびっくり、違いはあまり感じられませんでした。
調べてみたところ、フロント周りのフレーム設計と、タイヤの太さが密接に関わっている「トレール量」によって感じられなかったのではないかと思っています。
トレール量とタイヤの太さ
赤丸の部分がトレール量となります。
少し難しく言うと、青丸⑧のヘッド角度と青丸⑭のフォークオフセット量、そして緑丸のタイヤ外径の関係から⑮のトレール量が出ます。
このトレール量が大きくなればなるほど直進安定性が高くなります。
タイヤが太くなると外径が大きくなるためトレール量が多くなり直進安定性が増し、タイヤが細くなると逆にクイックになり操作性が良くなります。
それぞれのブランドの考え方によって幅はありますが、
主にロードは安定性より操作性が求められるので60前後
安定性の求められるグラベル系で60後半
シクロクロス系はレースの性質上切り返しが多いのでその中間
という設計になっていることが多いようです。
普段私が乗っているロードバイクのトレール量は28Cのタイヤで63と、ロードにしては直進安定性の高い設計となっています。
シクロクロスは通常レースで使用する32Cで65 。
今回試乗させてもらったタイヤが28Cになると私のロードと同じ63となります。
グラベルロードのORBEA TERRAは通常ついている38Cで66。
今回試したホイールについているタイヤが30Cでなんとこれも63 。
たまたまですが、全てのトレール量が63でした。
これがどの車体に乗っても違和感のないハンドリングの理由だと思われます。
何かと比べてハンドリング特性を同じにしたり、変えたりするのであれば、トレール量を意識したタイヤ幅を考えてもいいかもしれません。
各ブランドのサイトのジオメトリー表にトレール量の記載があります。ない場合は計算で求めることもできますので奥平までご質問ください。
オンロードタイヤ、ホイールにすることによるメリット
ノーマルのブロックタイプのオフロードタイヤよりも、オンロードタイプの方が重量も軽く、細くなるので転がりは間違いなく良くなっています。
オンロードタイヤ、ホイールにすることによるデメリット
オンロードで乗っている分には、メリットは多く、デメリットはあまり感じませんでした。
しいて言えば、タイヤが細くなった分、乗り心地が悪く感じました。
ロードレーシングバイクに比べれば車重が重たいので、斜度のあるきつい登りは重く感じるかもしれません。
舗装路で平地であれば30Cの太さがあれば十分乗り心地と転がりの軽さの両立を感じることができると思います。
最後に
オフロード用の車体だからオンロードは使えないということはびっくりするほど全くありませんでした。
タイヤやホイールを用途に合わせて変化させることでオンロード最強にすることもできますし、元々のタイヤよりめちゃくちゃ太いタイヤを履かせて低圧で運用すればオフロード最強にもできます。
ワイズロード 川崎店には今回試乗したORBEA TERRAをはじめ、素敵なグラベルロードの在庫がたくさんあります。
もともと太いタイヤを使用できる車体はタイヤの太さで色々走りの性格を変えることができます。
その中でもグラベルロードは30C前後から45C前後までタイヤを使うことができる車体です。また、車体にもよりますが、泥よけや、キャリアなど、積載能力が高い車体も多くあります。その分使える幅がかなり広いことになります。
あと、ロードレーシングバイクに比べてハンドル位置の設計が高くなっています。前傾姿勢をとるのが嫌な方はあえてグラベルロードを買って、細いタイヤにすることで、楽な姿勢でありつつ、スピードも出せるバイクを作ることができるかもしれません。
ワイズロード 川崎店ではMAVIC が試乗可能です
川崎店では、今回お勧めするような車体につけるのに最適な最新のCOSMIC S 42をはじめMAVICのロード系ホイールの主要モデルの試乗ホイールが通年用意してありますので、ホイールのアップグレードを検討している方には是非とも体験していただきたいです。
論より証拠。ぜひご自身で体感してみてください。
ご自身の乗車されているグラベルロードやロードバイクに車体に取り付けての試乗も可能です。
試乗にあたってのアナウンス
1. 試乗に必要なもの
①免許証・パスポートなどの顔つき身分証明書
(保険証、学生証は不可)
試乗時にコピーを取らさせていただきます。
また、未成年のお客様の場合、親権者様の身分証明書が
必要になります。
②自転車
お客様の自転車へ試乗ホイール取付けて試乗頂きます。
③ヘルメット
2. 試乗時間
試乗可能時間:12:00~17:00まで(試乗最終受付16:30)
乗車時間は約30分程を目安にしております。
※水曜日は15時開店の為、15:00~17:00まで(試乗受付時間16:30)
3. 予約などの有無
電話及びご来店時にて予約を承っております。
4.そのほか
試乗当日が雨天、または路面状況により、
試乗を中止する場合がございます。
また、スカートやサンダル等スポーツバイクを試乗するにあたり
お客様の安全保護上不適切と判断した場合は
試乗をお断りさせていただく場合がございます。