ワイズロード新橋ふくてんちょの間野です。
いま、話題になっているのが、パナレーサーの新しいタイヤ『グラベルキング』!
誕生から10年、『グラベル』という言葉すら、あまり知られていなかった頃に誕生し、いまや世界中で流行するグラベルライドに欠かせないアイテムになっている、パナレーサーグラベルキング。多くのタイヤメーカーが様々なグラベルタイヤを発売する中、常にシーンの中心にいる存在となっています。
何が変わり、何が変わらないのか、チェックしていきます。
新しいグラベルキングはコンパウンドが変わった!
これまでのGRAVELKINGで使われていたZSG(Zero Slip Grip)Natural Compoundをベースとしたグラベル専用のZSG GRAVEL Compoundを新たに採用。温度の変化に強く、コンディションを問わず安定したコンパウンド特性を保ちます。(クリンチャーモデルの700×26C,28Cは除く)
新しいグラベルキングはケーシングが変わった!
新開発TuffTexの高密度を誇るケーシングにより、前モデルよりもさらにしなやかな走りを実現。GRAVELKING+にはTuffTex+構造を採用し、耐パンク性能や転がり抵抗などで性能向上を実現しています。保護層の素材(下画像茶色部分)を変更し、さらに2重にすることでサイドカットへの耐性を高め、荒れたグラベルでの安心感をもたらします。
また、全く新しいシリーズとして、軽量性・乗り心地の良さにフォーカスしたGRAVELKING Rを展開します。通常モデルのGRAVELKINGよりもしなやかなケーシングを用いたTuffTex R構造を採用し、軽さや乗り心地の良さに優れたモデルです。
新しいグラベルキングはタイヤのビードが変わった!
チューブレス運用の心理的ハードルとなっているセットアップの難しさを払拭すべく、ビード周りを完全に再設計。「扱いやすいビードとは何か」を徹底的に検証し、リムへの簡単な装着とフロアポンプでの容易なビード上げを両立するBeadLockテクノロジーを確立しました。最新のフックレスリムにも対応しています。(クリンチャーモデルの700×26C,28Cは除く)
新しいグラベルキングはタイヤのパターンが増えた!
従来の杉目状パターンの『GRAVEL KING』、サイドにパターンがある『GRAVEL KING SS』、セミハードコンディション用ともいえる『GRAVEL KING SK』に加え、新たにより荒れた路面でのグリップを強化した『GRAVELKING X1』が登場。センターの密なブロックパターンで転がり抵抗を軽減させつつ、サイドに立ったエッヂでコーナーリングでのトラクションを強化。シクロクロス用タイヤ『CG CX』を彷彿とさせるパターンとなっています。
店頭入荷モデルをご紹介します!
3月5日になって、ようやく2セットのみ入荷してきました。全ラインナップは膨大なので、数種類に絞って注文かけたのですが、残りはまだのようです。
ただし、新しいパターンの、皆様気になるであろうモデルから入ってきていますよ!
GRAVELKING X1 700×40C (BLK/BRW)
カラー:ブラック(トレッド面)/ブラウン(サイド)
サイズ700×40C(40-622)
メーカー希望小売価格¥6,600(税込、1本の価格)
サイズ展開にも変更があり、いままで恐らくいちばん需要が多かった38Cがなくなり、40Cに変わりました。その意味で新モデルでいちばん注目になるサイズではないかと思います。ケーシングもノーマルの仕様です。
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ちなみに……
ここ数年でグラベルバイクのタイヤ幅についてはワイド化が進んでいて、5年前なら38Cが主流でしたが、最近は45Cに主流が移りつつあります。そんな中での38Cから40Cへのサイズ変更だったのだろうと思います。ただね、45Cは日本の一般ライダーにはちょっと重い気がするんですけどね。だからバランスよいのは今のところ40Cかな、と思います。
GRAVELKING X1+ 700×45C (BLK/BLK)
カラー:ブラック(トレッド面)/ブラック(サイド)
サイズ700×45C(45-622)
メーカー希望小売価格¥7,480(税込、1本の価格)
こちらはケーシングが強化されて耐パンク性能が向上しているプラス仕様で、太さ45Cを用意しました。このクラスの太さともなると、クラシック感出るブラウンサイドではなく、ハードっぽいブラックの方が受けがいいかな、とか思いまして。
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他のモデルも順次入荷予定!(のはず)
チューブレス施工時のビード上げも前モデルよりしやすくなったとの評価も聞き及んでいます。ぜひご注目ください!!
6th March 2024 ワイズロード新橋 まのゆうすけ